古民家再生
リフォーム・ローコスト新築
CROSS建築設計事務所

自然災害による被害軽減したいという思いを抱くお客様は少なくありません。 今日まで大切にしてきたマイホームを守りたい、もっと長く住まえるようにリフォーム・リノベーションしたいと考えるのも当然です。

また、近年では古民家再生させリノベーションをすることに注目が集まっています。 これは、古民家に昔ながらの日本の住まいの佇まいや味わいに良さを感じ、快適な暮らしを送りたいと考える方。先祖から代々受け継いだ思い出のある家を将来につないでいきたいと考える方が増えているからです。

このようなお客様の住まいの願いを叶えるのが住宅医。 既存の木造住宅の調査・診断・改修設計・施工・維持管理などに関するスペシャリストです。住宅医は有資格者でなければ調査・診断することは出来ませんので、知識・分析力・技術力・実践を備えた住宅医は、既存住宅の長寿命化する方法を診断できる家の診療医と呼べるでしょう。

昨今、阪神・淡路大震災や東日本大震災という日本全土が震撼し恐怖の爪痕を残した記憶もまだ新しく、耐震設計の家屋に住みたいという感情を抱くのも当然です。地震大国に住まう私たちは、この問題と対峙していかなければなりません。 住宅医は、お客様の安全で安心できる生活基盤を固める住まいを作り上げる役割を担いっているため、住宅医が行う診断・治療への対応の重要性も高まりご相談・ご依頼が増えている状況となっております。

日本の建物の約8割は木造建築です。 木造建築は、鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートに比べると強度に劣るや経年劣化のスピードが早かったりなどのデメリットが挙げられますが、新たな工法を取り入れることによりデメリットを解消することも出来るのです。

高知県では、2014年に大豊町で全国初のCLT(Cross Laminated Timber/クロス・ラミネイティド・ティンバー)工法が採用されたCLT先進県です。

CLTとは、欧州で開発された工法となります。板の層を各層で互いに直交するように積層接着することで、ゆがみが少なく安定性が高い建材になります。国産の材木でも、十分な強度を有するCLTパネルを製作することで、国内・県内の森林資源を活用し、森の間伐及び伐採・加工・運送などの関連産業にも還元されていきます。このような活動も広がれば、将来的にはコストパフォーマンスとしてお客様へ還元されて行くと考えられます。

木を利用することで、温度や湿度を調整する機能のほかに、高いリラックス効果も期待でき、CLTに適しているとも考えられています。また、木材でトラス構造(鉄骨を組み合わせて強度を増す手法)を取り入れたA型トラス工法という新たな技術が広まり、耐久性も実験により十分な強度を保っていることが実証されているため、優れた木造建築が可能となっています。鉄筋コンクリートなどの建物にはない、温かみのある建物を建築したい方にはおすすめしております。

CROSS建築設計事務所は、あくまでバランスを考えたデザインを実現しつつ、しっかりとした構造性能を重視。大手ハウスメーカーでは対応できない柔軟な発想でカウンセリングし、経済的にも負担の緩やかなプランを考案させていただきます。また当事務所では、個人住宅だけでなく、オフィスや診療所等の公共性の高い事業物件の新築も取り扱っています。

レジリエンスを意識した住宅設計やコストコントロールされた修復など、お客様の生活に寄り添い最善のご提案を致します。住まいに”こだわり”を持つことは大切です。 安全で安心、なお且つリーズナブルな心地良い住まいを一緒に作り上げていきましょう。 お電話・メールでのご相談やお問い合わせお待ちしております。