パッシブデザイン

快適温度環境とデザイン性の両立

自然の温もりや涼しさを体感

パッシブデザインの反対はアクティブデザイン。それは冷暖房機器などの機械の力で空調を行う設計です。どちらも快適な居住空間を目指した設計手法ですが、アクティブデザインの場合は、エネルギー消費が前提となります。当事務所が手がけるパッシブデザインは、あくまで自然界に存在する力を利用して快適性を生み出します。

例えば、冷たい空気は上から下へと移動します。その性質に着目し、窓の位置や室内の段差を活用し空気を循環させます。さらに断熱性を高めることでさらに温熱効果を向上させます。

ホームズ君すまいの断熱性能診断

ホームズ君すまいの断熱性能診断レポート

【事例】萩野裕一邸

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独自のデザインで美しさにも配慮

機能性に優れていても美しくなければ、住まいや建物としての魅力は減じてしまいます。当事務所が得意とするパッシブデザインは、木材とガラスを併用します。自然物と人工物の相反する建材ですが、お互いの長所と短所を補う優れた組み合わせです。

木材が本来持つ調湿・温熱効果と木目の美しさは、外気にさらされることにより劣化が免れません。そこで木材をガラスで覆うデザインを施すことで、木材の利点を最大限に発揮することができます。またデザイン的にもモダンでありながら温もりを感じさせる、美しい仕上がりになります。